MU_Ba-ba’s diary

あ~ちゃんへ

ばぁば 履歴書を作る

求人サイトを見ていたら『時給1,750円』という募集がありました。破格の金額です。PCを使っての作業のようなのでちょっと興味を覚えて応募することにしました。

記載内容からたぶん30代男性をターゲットにしたものだろうな・・・、と思います。『男女雇用機会均等法によりはっきり記載できないので“におわせ”で判断してくださいね。』という感じですが、門前払いにはならなかったので、履歴書と職務履歴を用意することにしました。

ところで、ばぁばの履歴書はうんざりするほど行数が多い。また会社名が増えた履歴書を見ると何故こうなったのか、と情けない気分になります。

新卒で就職したらそこで働き続けるのが”あたりまえ”でしょうけど、結婚やダンナの転勤で遠くへ引っ越さなければならなかったり、子育てをしなければならなかったり、ばぁばはその”枠”にうまくはまれなかったんだ。

で、中途入社した零細企業はいろいろ大変でした。コンプライアンスやハラスメントという言葉すらない時代で労働基準法絵空事。少しでもいい環境で働きたいと思えば自力でステップアップをしていかなければどうにもなりません。

結果として”事務職人”みたいになってるばぁばだけど、履歴書を見るとやっぱりうんざりです。倒産、廃業、収用と勤めた会社自体も様々あったし、今でもハローワークの求人に年中掲載されてるところがほとんどだから、見る目がないというか運がないというか、結局は自分の選択が間違ってたことになります。

そうこうするうちに62歳!仕事人としての寿命が尽きかけている今、それでも最後まで希望を捨てずにチェレンジしようと思っています。だってまだ働けるんだから。