MU_Ba-ba’s diary

あ~ちゃんへ

10万円給付に思う・・・AIとベーシック・インカム

我が家に定額給付金が振り込まれました。

定額給付金はコロナ禍で明日の食事もままならない人に1日でも早くお金を届けようということで”一律10万円”と決まりました。

ばぁばはそれを聞いたとき”ベーシック・インカム”の話を思い出した。

海外では実施してみた国もあるそうで、結果は様々だったようです。労働から解放された時間を自己啓発や家族や友達との交流など、有意義に使ったという話もある一方、勤労意欲がなくなったという話もあります。

ところで『ベーシック・インカム』は『AIが発達して人の仕事を奪う』という話や貧富の差が拡大している話とセットで出てきたように思ってるけど、もしばぁばの勘違いだったらごめんなさい。

AIと言ったって恐怖心を覚えるほど身近なものではないし、今はまだ”人手不足”をAIやロボットで代替しようという発想も雲の上の話で、みんな額に汗して働いてるよね。少なくともコロナ禍の前までは・・・。

さて、ここでポスト・コロナ世界を想像してみた。

そもそも『労働』はどうしても必要なものだろうか?十分な生産高が維持されてみんなの文化的な生活を賄えるなら、AIやロボットにお任せしてもいいんじゃないの?

ばぁば的には人は”労働””よりも”遊び”の方が性に合ってる生き物だと思ってる。つまり『好奇心』と『探求心』をフル活動して『達成感を味わう』ことが面白くてたまらないわけで、”仕事”はそれを提供してくれるものに過ぎないのかも、と思うことすらある。(だから単純作業は人気がない。)

話はそれるけど、繰り返し作業の最たるものは『家事』じゃないかと思う。女性の社会進出を男性が阻んできた裏には、”楽しい遊び場”を女性に開放して家事の応分負担をするなどもってのほか、という心理が潜んでたんじゃないの?・・・なんてね。

労働意欲はなくなっても『遊び心』はなくならないでしょう。ベーシック・インカムが導入されらた、ともすれば経済的な観点から冷遇されていそうな物理学や生物学などの基礎研究にも人材が集まるかもしれません。

ただ、”人から認められたい””高い地位に上りたい”という、人の”本能”にどう向き合っていけばいいのか、ばぁばにはわかりません。資本主義にしても社会主義にしても理論はそれなりに正しくても、結局運用するのが”人”だからうまくいかないんじゃないかと思うことしきり・・・。

コロナ禍を通じてみんなが幸せに日々を豊かに暮らせなければ、経済なんてあっという間に悪化すると”切実”に理解できました。貧富の差がどんどん広がっている世界ですが、みんなの消費が落ち込めばいずれは富裕層にも影響が及ぶでしょう。経済が落ち込めば治安の悪化や社会不安につながり、予想もしなかった事態を引き起こす可能性だってあると思います。

その前に知恵を絞って考えよう!