MU_Ba-ba’s diary

あ~ちゃんへ

自粛生活・・・”目から鱗”いっぱいあり

テレビ番組ではリモートでの出演が当たり前になっています。

ある出演者が『以前は年間数百(千?)時間出張に費やしていた。あれは何だったのか?』という趣旨の話をされていました。

基本的には出張の移動時間は労働ではないので賃金を支払わなくてもいいことになっています。通勤時間も同様です。

でも、仕事のために長時間拘束されているわけで、ちょっと割り切れない・・・。

ある調査ではネットや電話での商談でも直接会っての商談でも成約率に有意差はないという結果が出たそうです。要は提示している”商品”次第ということでしょう。

昔のようにゴルフや飲食の接待で売り込める時代ではなくなっているのに、”伝統的”な手法は疑念を持たれることなく維持されていました。

それが今揺らいでいるのだと思います。

多すぎる会議とか、出張とか、企業の”伝統”が実は単なる”習慣”だったことがはっきりして、『”目から鱗”のことってほかにもあるんじゃないの?』とみんなが考え始めたことが見て取れます。

都市部への人口集中と地方の過疎化にしても、『直接会って話し合う』ことが重要だったがゆえに起きているのではと思います。働く場所がないから生まれた町を離れざるを得ない人は多いでしょう。でも、リモートで働けるなら何も土地価格の高い都市部に社屋を置く必要はないわけです。クラウドの環境なら激甚災害時にも会社のデータは保持できるし、仕事場が分散しているとすべての機能が停止することも避けられるかもしれません。

あれれ、リモートだと”空気を読む”こともできないし、記録としてバッチリ残すこともできるわけで、論理優先でサクサク仕事が進むとしたら、行政や立法の世界でこそ有意義じゃないかとばぁばは思っちゃった。

各省庁も東京から地方に移転したって問題ないし、国会もネットでいいじゃないの。文書はメールで十分だしね。ド素人だからいい加減なこと言えるってのはわかってるけど、東京に全部が集まっちゃってることからくるメリットとデメリットを天秤にかけたらとっちが重いのかなぁ?

とにかく、『昨日までの世界がすべてではない。』という事実に気づいた今、積年の難問にも解決への道が見えてくるかもしれないと思っています。