MU_Ba-ba’s diary

あ~ちゃんへ

個人情報保護

日本のコロナ禍による経済的ダメージは他の先進国に比べ感染者や死亡者が少なかったにも関わらす、ダントツに大きいと言われています。

2月ぐらいから騒がれ始めていたのにあと数日で6月という現時点で我が家には給付金どころか申請書も”アベノマスク”すら届いていません。マイナンバーカードを作っていなかったからかと思いきや、ネット申請の問い合わせへの対応と入力ミスのチェックに時間がかかっているんだとか・・・。

送信されたデータを印刷し、二人がかりで読み上げチェックをしている映像を見て、ばぁばは唖然としてしまった。

マイナンバーのデータベースには”世帯主”の項目がないので、住基ネットとの紐づけが必要だそうだけど、名前と生年月日をキーにすればアッという間にできないかしら、と思う。振込口座の銀行コードや支店番号は銀行のデータベースを参照して相違があればエラーになるようすればいい。それができないのは『個人情報保護法』の壁があるからでしょうね。

でも、マイナンバーってそもそも商用目的や目的外の利用はダメっていう話で、こんな時にまで制限がかかるの?

SNSでの個人情報流出や誹謗中傷はほぼ野放しなのに、なんだか時間稼ぎしてるんじゃないかって余計な勘繰りをしてしまいそうです。持続化給付金も雇調金も会社がつぶれたら支給なしでしょ。

もちろん間違って詐欺師に振り込むようではまずいけど、だからこそデータの確認作業はコンピューターの方が確かじゃないのかなぁ。過去の情報漏洩も不正アクセスよりは人為的ミスによることが多かったように思うし・・・。

『国家権力』が個人情報を管理することにアレルギー反応を起こす人もおられますが、抽象的な”国家”というものをイメージできないばぁばには『国家権力』は選挙で負けたら”はいさようなら”となる人の集まりでもあり、マスコミやSNSが一挙手一投足に至るまで監視の目を絶やさない相手としても見えます。『国家権力』はばぁばたち国民一人ひとりの合意のもとで形成されたものなんだから、問題があるとしたら”彼ら(国家権力)”ではなく”自分たち(国民)”の責任でしょう?

ともあれ、”緊急事態宣言”は出しても緊急時対応はしてくれない片手落ちにうんざりしつつ、これを機にいろいろなことが見えてきて少しずつよくなっていけばいいなと思っています。