MU_Ba-ba’s diary

あ~ちゃんへ

コロナ禍とインターネット

ばぁばが生まれてから30代まで日本は高度経済成長やらバブルやらで今では考えられないくらい活気がありました。一時は世界一の経済大国だったんだよ。

それが今は『失われた30年』だって・・・・。

30年前に何が起こったかというとやっぱりコンピューターとインターネットの普及でしょう。さらにWindowsの登場で世界はがらりと変わった気がします。

でも、ほかの先進国と比べると日本は後れを取ってしまった。ネットの環境整備はなかなか進まず、WindowsはもとよりGoogleAmazonもよその国の話。技術大国だったのにiPhoneだって作られなかった・・・。なんで?って本当に思ってしまう。

バブルの時代、あり余っていたお金は土地投機に多くが注ぎ込まれていました。土地を最大限活用したところで採算などとれないんだから”転売”で儲けるしかないんだけど、限界があるでしょ?・・・で、破綻しました。

あの時のお金を新しい産業の創生に使っていたらどうだったのかな?と考えることがあります。日本人の稲作や土地への執着が影響したのか、若い人に決定権がないからなのか、Visionとか未来とか抽象的なものに価値を置かないからなのか、とにかくすっからかんになって30年。お金がないからやらなくちゃならなかったことが後回しになっていたんだなって、コロナ禍で露呈してしまった感があります。

テレワークもWebでの授業も診察も、慌てて導入しようとして大わらわでした。それでも現状の問題点がわかって一気に環境整備が進めば、量子通信のように実は日本が最先端を行ってるものにももっと光が当たって新しい産業が生まれるかも知れません。

がんばれ日本!